2009年12月21日

「ラウィーニア」アーシュラ・K・ル=グウィン


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2009年03月27日

2008年06月08日

「ヒューマン・ステイン」フィリップ・ロス


まぁ、タイトルをがっちり描いてあった…
自由の国アメリカの闇というか、差別と対峙して生きるとはどういうことだったのかが描かれている。人間社会における優劣に対して問いかける力強い作品だと思う。
これに関しては、原題をそのままカタカナにしたこのタイトルが良かった。
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2008年01月05日

2007年11月19日

「最後の場所で」チャンネ・リー



このテーマで行くにしてはパワー不足というか…。勿論、戦時の残酷さを描こうとしている点は評価されるだろうけど、ドキュメントでまとめたいのか、物語として訴えたいのかはっきりしない印象だった。
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「悪魔の薔薇」タニス・リー



あとがきで、著者は現代のシェヘラザード姫、と呼ばれているといったことが書いてあったけど、タニス・リーにはとても似合ってる上手い表現だなぁ、と思った。これは短編集でした。やっぱり色彩鮮やかな印象を受けるけど、この本は加えてよくも悪くも幻想的(平たく言えばちょっと不気味な部分もある)。
「彼女は三」、や「青い壺の幽霊」が好きだ。
でも、表紙はちょっと具体的すぎやしないか(表題作に関して)。
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2006年12月16日

「記憶の中の一番美しいもの」カレル・ファン・ローン △

記憶の中の一番美しいもの
カレル・ファン・ローン著 / 長山 さき訳
講談社 (2002.11)
通常2-3日以内に発送します。
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2006年09月07日

「停電の夜に」ジュンパ・ラヒリ ○

停電の夜に
停電の夜に
posted with 簡単リンクくん at 2006. 9. 7
ジュンパ・ラヒリ著 / 小川 高義訳
新潮社 (2000.8)
通常1-3週間以内に発送します。

この本は装丁も好みだった。
表題作と、最後の短編が好き。
ただ、作品の雰囲気を考えると個人的には、
短編より長編を読みたい作家だと思う。
(「その名にちなんで」を先に読んだせいかもしれない)

読みやすさ:★★★★
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2006年07月19日

「一夢庵風流記」隆慶一郎 ○

隆慶一郎全集 第2巻
隆 慶一郎著
新潮社 (1995.12)
この本は現在お取り扱いできません。


読みやすさ:★★★
歴史小説が好きな人向けのような気はする。
好きな人にとっては、面白い小説を生み出してくれる作家なんだなぁ!という感じ。
ただ、舞台が戦国時代なので、その点では読みやすい。
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2005年08月06日

「続メイベル短編集 ベストセレクション」アリータ・リチャードソン ○

メイベル短編集 続
アリータ・リチャードソン著 / 中村 妙子訳
日向房 (2001.9)
通常1??3週間以内に発送します。



メイベルおばあちゃんが語る、アメリカミシガン州での彼女の少女時代の話。
「おばあちゃんの屋根裏部屋」に始まる、メイベルおばあちゃんシリーズの
ベストセレクション2巻。

小学生の頃、夢中で読んだシリーズの一つ。
私がメイベルおばあちゃんシリーズと記憶したために、後々タイトルを思い出せなかった
シリーズでもある。思い出した時は嬉しかった。教訓があっても嫌な感じがしないのは、
メイベル自身のおかしな失敗と語り口の茶目っ気のおかげだと思う。
古き良き時代の温かい生活が、読み手をのどかな気持ちにしてくれる。

まったく話の内容とは関係ないが、紹介するのが2巻なのは
偶然手に取ったのが2巻だったからだ。いずれ1巻の方も読もうと思う。
既読の方は、どちらを読んでも懐かしいと思うが
未読ならば勿論、1巻からの読破をお勧めする。
(2巻から読んでも全く判らない話ではないが。)

装丁は1巻2巻とも素敵である。
カントリー系の小物・デザインが好きな人には大層魅力的。

読みやすさ:★★★★
短編形式だし、装丁も幼い頃に親しんだものより、大人っぽいので
借りるにしても、落ち着いて懐かしく読み返せると思う。
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2005年07月24日

「バイティング・ザ・サン」タニス・リー ○

バイティング・ザ・サン
環 早苗 / Lee Tanith
産業編集センター (2004.2)
通常24時間以内に発送します。


あらゆる労働から解放され、環境も快適に整い、身体は自由にデザインでき
病気も老いも無い。しかしそれだけ満たされた世界に生きながら、
何故だかはっきりしない孤独を抱え、彼女は再び太陽に牙をむいたのだった。

表現としてはおかしいが、とてもSF。
ロボットの様子も、世界のシステムなども、SFと聞いて宇宙戦の次に浮かびそうな
世界が、この本の中には広がっている。話自体は微笑ましかった。
ネタばれを含んであらすじを書けば非常にシンプルなものになるだろう。
スラングが上手く使われていて、主人公もティーンエイジャーの女の子らしい感じがする。
こう書いていてなんとなく、「ライ麦畑でつかまえて」を思い出した。
勿論二つはまったく違う表情を持った話なのだが、近い部分があるようにと思う。
しかしそんな親しみやすい面白さを持つ一方で、
この小説を他からぐんと際立たせているのは、色彩の鮮やかさであろう。
カラーで挿絵が入っているわけではないのに、主人公のはっきりした性格と行動も手伝って
色のきらめきを見ているかのように感じさせてくれる。
そこがこの本一番の魅力だと思う。

書かれたのは結構前なのに古くささを感じなかった。
未来を描くSFも、物によっては「面白いけどあちこち古い」と時が経つほど感じるが
これはそんな事がなかった。その点でもお気に入り。

読さ:★★★★
割と分厚いと思うが、主人公の一人称が読みやすい。
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2005年07月17日

「博物誌」ルナール ○

博物誌
博物誌
posted with 簡単リンクくん at 2005. 7.17
Renard Jules / 岸田 国士
新潮社 (2001.6)
通常2??3日以内に発送します。


「にんじん」などで知られるルナールの動物記。

動物記などと紹介してしまったが、どちらかというとコラムや散文に近い印象をうけた。
一つの生き物につき1行から3、4ページの短い文章が綴られている。
「にんじん」もそうだが、自然に身近に生きてきた人が動物に感じる愛情や
親しみのようなものがにじみ出ている。さすが作家だなぁと思わせる表現も多く、
日頃私たちが「自然」と呼んでいるものが一体どんなものなのかを、雰囲気でしっかり
伝えてくれる本だと思う。装丁もタイトルとあっていて悪くないけれど、
挿絵がなんといってもいい味を出していた。挿絵では山羊が、文章では蝶や
影像の猟人、栗鼠、鶸の巣が私のお気に入りである。

読みやすさ:★★★★
読みにくいという事は全くないと思うのだが、静かな本なので
合わない人には却って読めない本かもしれない。
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2005年05月31日

「その名にちなんで」ジュンパ・ラヒリ ○

その名にちなんで
小川 高義 / Lahiri Jhumpa
新潮社 (2004.7)
通常24時間以内に発送します。



主人公はファーストネームにゴーゴリという変わった名前を持つ青年で
彼と家族の日常から主人公の半生が描かれています。

読んでいて名前という筋が通っているのを感じました。
日常描写の細かさやリアルさのためか、周りから見て変わった名前を
持つこと、アメリカで移民として暮らすこと、名前が記号以上の意味を
持つ時、周囲の偏見から必要以上の圧迫感を覚えたりといった一人の人間の
人生が身に迫って感じられました。幻想的だとか血沸き肉躍るとか
そういった派手な小説ではありませんが、静かに本を読む醍醐味を
満喫させてくれる本だと思います。
エピグラムのとり方も統一性が感じられて、読む前後に唸らされました。
タイトルの訳まで好きな本です。

感想としては余計ですが、こういう作品が上手く実写化されたらいいのに、
とも思います。
読んでいる時はゴーゴリとアショケが防波堤を歩いていくシーンが沁みましたが、
読み終わってみて一番好きなのは、アショケがゴーゴリに名前の背景を
告白するシーンです。何回か読み返しました。
この作者の別の作品も読んでみたいです。

posted by ks at 12:19 | TrackBack(0) | ら行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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